【地域金融関係者向け】組織課題解決ワークショップ・第30回:現場訪問ツアー@東京


組織課題解決ワークショップ・第30回:現場訪問ツアー@東京を開催しました

2026年08月20日
2021年から奇数月に開催する「組織課題解決ワークショップ」の第30回は、約1年ぶりの現場訪問ツアーとして企画し、東京都で活動する2つの団体、「ゆめのめ」(日野市)と「Chance For All」(足立区)の現場を訪問しました。

・日時:2026年5月23日(土)11:00~17:00
・参加者:地域金融関係者9名
・訪問先:
(1)「医療的ケア児者」の現場:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)
(2)「子どもの放課後」の現場:NPO法人Chance For All(東京都足立区)

参加者の主な属性は以下の通りでした。
・居住地:東京都、神奈川県、群馬県
・所属:信用金庫、信用組合、労働金庫、その他等

◆1団体目:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)

10:45にJR日野駅に集合し、いよいよ訪問ツアーがスタートです。理事長の大高美和さんが車でお迎えに来てくださり、駅から5分ほどの拠点「デイケアルームフローラ」に移動しました。
施設に到着すると、映画『時には懺悔を』(2026年8月28日公開予定)のポスターが目に留まりました。実際の医療的ケア児やそのご家族も撮影に参加された作品だそうです。施設内の装飾や入浴支援の工夫など、細やかな配慮についてお話を伺いました。
ゆめのめでは、医療的ケア児者が携わるものづくり活動として、道具を工夫しながら靴下やTシャツの染色を行っています。今回は参加者のみなさんにも靴下の染め体験をしていただきました。2色を選んで染めるのですが、混ざり具合はそのとき次第。世界に一つだけのオリジナル靴下ができあがり、みなさん童心に返ったように楽しんでいらっしゃいました。
染め体験のあとは、こだわりの給食をいただきながら、大高さんのお話に耳を傾けました。第一子に染色体異常症があったことをきっかけに、生まれ育った地域で家族が安心して暮らせる居場所をつくろうと重症児者デイサービスを開設されたそうです。管理栄養士という専門性を活かし、「摂食嚥下障害があっても、どんな食形態でも“美味しい”にこだわる」給食・おやつづくりに力を注いでこられました。「こどももおとなも、おいしくたのしく。」を合言葉に、日々の食事やイベントを通じて利用児者とその家族が地域とつながる場をつくり続けています。
2022年に開設した「日野坂CANPAS」は、東京都で初めてとなる、医療的ケア児者・重症心身障害児者のための放課後と特別支援学校卒業後を見据えた居場所。「学び」「遊び」「ケア」「繋がり」を大切にした日中活動が展開されています。染め物や商品づくり、地域交流イベント、ボランティアと出かけるディズニーリゾートなど、地域社会の一員として役割や出会いを持てる機会が数多く用意されている様子が印象的でした。ゆめのめが見据える将来像は、「親なきあとも、生まれ育った地域で暮らせるみんなのおうち(グループホームなど)」の実現です。

最後の質疑応答まで、話は尽きませんでした。
◆2団体目:NPO法人Chance For All(東京都足立区)

続いて、参加者のみなさんと電車で1時間ほどかけて、2団体目・Chance For Allの拠点へ移動。代表の中山勇魚さんが迎えてくださいました。
学生時代から学童保育の現場に携わり、29歳で「こどもたちのための学童保育」CFAKidsを開校したという中山さん。学童保育やあそび大学、駄菓子屋、公園でのプレーリーダー活動など地域に根ざした支援から、「認証学童制度」の提唱や、こどもの権利を守る全国ネットワーク「J-CST」の運営といった制度変革・ムーブメントづくりまで、幅広い事業を手がけていらっしゃいます。

当日は、出生数の激減や小学校でのいじめ・校内暴力の急増、小中高生の自殺者数の過去最多更新、諸外国と比較して低い日本の子どもの自己肯定感といったデータをもとに、「学校」だけでなく「社会」や「放課後」のあり方そのものが変化している現状について説明いただきました。
その上で、困難家庭への学習支援や食糧支援、体験格差解消のためのクーポン配布といった、一見支援に見える取り組みの背後にある本質的な問い(「高等教育を受けなくても安心して暮らせる国家であるべきか」「体験は本当に非認知能力の向上に寄与するのか」等)を投げかけていただき、参加者は「NPOとしての活動」と「社会システムそのものへの問い直し」の両輪の大切さを考える機会となりました。
終了後は、学生チーム(大学生ボランティア)が運営する駄菓子屋irodoriを訪問し、ツアーは無事に終了・解散となりました。ほとんどの方が、その後の懇親会もご参加くださり、懇親会も大変盛り上がりました。
◆参加者アンケートより(抜粋)

最後に、終了後のアンケートで参加者のみなさんから寄せられた感想の一部を紹介します。

●特に今日のNPOは当然のことながら、やはりNPOは尊敬する対象だなと思いました。また同時に西武信金さんの存在意義の大きさや今後の展開に期待が持てました。貴重な機会をありがとうございました。

●重度障がい児童の多機能型のデイケア施設の知識がなかったので、学びがたくさんありました。障がい者本人と親だけでなく、その兄弟も含めて大きな負荷があることを軽減するデイケア施設を増やすためにも、ゆめのめさんの好事例を社会に発信したいと思いました。また、西武信金の融資事例も他の金融機関の参考になると思いました。逆境の中での大高さんのポジティブ思考の生き様にも大変刺激を受けました。ありがとうございました。

●代表の方が、個人的な体験やニーズ、気づきの解決に向けて、気負うことなく、自然に取り組んでいる姿に感銘しました。常に向き合うスタンスに対して、どういう支援などができるか、考えていきたいと思いました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

●NPO法人ゆめのめは、とにかく大髙さんの持つエネルギーがすべてを包み込むようでした。きっととても大変なことが多いであろうにもかかわらず、あれだけ明るく開放的な場をつくれるということが本当にすごいと思いました。お子さんへの愛、そしてスタッフへの愛を感じました。
NPO法人Chance For Allさんは、中山さんの課題を見つける力と、実際に行動に移し形にしてしまう力がすさまじいなと思いました。そして多くの関係者を巻き込み、任せるところは任せるというところが、事業の広がりにつながっているんだなと感じました。
靴下を染めて、おいしい給食をいただいて、こどもたちの放課後の未来を語り合うという、とても濃い一日でした。団体の活動内容はもちろん、大髙さん、中山さんお二人の姿に感銘した参加者の方が多かったようです。2団体のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました!

現在の支援金額 36,000 円

支援者 9人

残り時間 終了

本プロジェクトは、ログインしてお気に入り追加や支援をすると、「活動報告」更新時に通知メールが届きます。
また、支援者による支援の申し込みが完了した時点で、凸と凹登録先が支援金の提供を受ける契約が成立するものとします。


4,000 円

7 人

配送方法:メール

●『お金の地産地消白書2020』を持っている方:(1) (2) 参加(ランチ代込み)
・(1)「医療的ケア児者」の現場:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)
・(2)「子どもの放課後」の現場:NPO法人Chance For All(東京都足立区)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。

3,000 円

1 人

配送方法:メール

●『お金の地産地消白書2020』を持っている方:(1) のみ参加(ランチ代込み)
・(1)「医療的ケア児者」の現場:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。

2,000 円

0 人

配送方法:メール

●『お金の地産地消白書2020』を持っている方:(2) のみ参加(14:45に西新井駅へお越しいただきます)
・(2)「子どもの放課後」の現場:NPO法人Chance For All(東京都足立区)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。

5,000 円

0 人

配送方法:郵送

●『お金の地産地消白書2020』を持っていない方:(1) (2) 参加(ランチ代込み)
・(1)「医療的ケア児者」の現場:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)
・(2)「子どもの放課後」の現場:NPO法人Chance For All(東京都足立区)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。
⇒『お金の地産地消白書2020』をご指定の住所へ1冊お送りします。

4,000 円

0 人

配送方法:郵送

●『お金の地産地消白書2020』を持っていない方:(1) のみ参加(ランチ代込み)
・(1)「医療的ケア児者」の現場:NPO法人ゆめのめ(東京都日野市)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。
⇒『お金の地産地消白書2020』をご指定の住所へ1冊お送りします。

3,000 円

1 人

配送方法:郵送

●『お金の地産地消白書2020』を持っていない方:(2) のみ参加(14:45に西新井駅へお越しいただきます)
・(2)「子どもの放課後」の現場:NPO法人Chance For All(東京都足立区)
⇒「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへご招待します。
⇒『お金の地産地消白書2020』をご指定の住所へ1冊お送りします。