CFAでは日頃からよくみんなで話し合いをしており、先週もみんなで話し合うことがありました。その中でも印象的だったのは、水曜日の公園決めです。この日はどの学校も4時間授業で下校したので、外遊びにたっぷり行ける日でした。最近は夕方のチャイムが短くなっているため、その日は普段行けないような遠めの公園も選択肢に入れていいことが分かると、こどもたちの話し合いも盛り上がっていきました。

それぞれ自分の意見を出してヒートアップしそうになったところで、みんなで思い出したのは『けんか大学』の教えです。今回はけんかではありませんが、けんか大学では上手な対立の仕方を学びました。
(1)落ち着くこと
(2)相手のことを考えること
(3)100％を求めないこと
をこどもたちと思い返して話し合い再開です。まずは大きな声で文句を言っていたり批判したりしていたことをやめ、「どうしてその公園がいいの？どこが嫌なの？」と相手を理解するために質問していきます。そうやって、お互いに相手の気持ちを汲み取れたら、最後は「どうやって決めるか」を話します。すべては自分の思い通りにならないという前提をふまえ、今回は多数派の方の公園に譲ろうということになり、次回は少数派の方の公園にしようと合意に至りました！