2-3月活動報告
2024年04月17日
【2月~3月活動報告】
シェアステーション事務局の増田です。
ご報告が遅くなりましたが、2月3月の活動報告です。
こがみ舎での学習支援も高校入試を目前に最後の追い込みの時期を迎えました。
通って来ていた中学3年生5名は、大学生やシニアボランティアによる月・水・金の学習支援に加え、それ以外の日も自習をしに通ってくるなど、それぞれに最後までがんばっていました。私たちもそのがんばりに応えるべく、可能な限り寄り添う形でのサポートを続けました。
いち早く進路が決まった子もいれば、進路に悩み、勉強が進まなかった子もいましたが、最終的には全員が高校進学という目的を果たすことができました。
合格発表の日、みな笑顔で報告に来てくれ、スタッフ一同、心からうれしく思いました。
1年間の学習支援を通して様々な課題も見えてきたことから、体制を整え、3月からは新たな子どもたちを受け入れるための募集を行い、面談を行っているところです。
【地域食堂】
3月の地域食堂は、「進級・進学お祝い会」と称し、益城で活動している学生団体とコラボして、庭で鬼ごっこをしたり、室内でゲームをしたり、大学生のお兄さんお姉さんたちと楽しく過ごした後、保護者も交えての会食という形で行いました。学習支援に来ていた中学生も参加し、皆で一緒に進級進学をお祝いすることができました。
子どもたちは元気に遊び、その間保護者はお茶を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができたようです。
そんな中で「3月で仕事を辞めなければならない」「子どもの学費のことが心配…」「毎日の忙しさの中で、自分の時間がほとんど持てない」などといった声もあり、改めてこの居場所の必要性を感じました。
今年度は「くまもとシェアステーションプロジェクト」にご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございました。
引き続き、こがみ舎が親と子の居場所になっていくよう、次年度も活動を継続していきます。どうぞご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。