Chance For Allが主催する災害時緊急こども支援チーム「J-CST(Japan Children's Support Team)」は、8月1日(土)より熊本地震の被災地に入り、現地の支援団体や自治体、避難所の皆さまと連携しながら、あそび道具を積んで走る「プレイカー」を活用したこどもたちのあそび場づくりに取り組んでいます。
発災から2週間となる8月12日までの間に、芦北町・宇城市・嘉島町・氷川町・八代市などで、のべ11回のあそび場を開催しました。
あそびを通じて心を癒す、こどもたちの姿
発災当初、被害が大きかった地域の避難所は、特に混沌としていました。支援物資の搬入などにより、こどもたちの居場所として確保されていたスペースがどんどん少なくなっていくこともありました。
八代市の中学校の避難所では、幼児〜小学校低学年のこども数人が「地震ごっこ」をする光景がありました。
積み木を「地震だ〜!」と言って崩したあと、救急車を呼んで人工呼吸をして、という救助の場面を真似していました。
これは決して不謹慎なあそびではなく、強い恐怖を経験したこどもたちが、あそびを通じて自分の心を癒そうと起こす行動です。こどもたちは、あそびのなかで今回の地震のことを受け止めようとしています。
宇城市の光照寺であそび場を開いたときは、集まった6人家族のご両親から「ずっと全員で家にいて息がつまる。だんだん夫婦喧嘩も増えて、こどもたちもあそべず、うずうずしてる」という声をいただきました。避難生活が長引く中で、夢中になってあそぶ時間が必要とされていることを、あらためて実感する機会でした。
大人もこどもも、夢中になる時間
芦北町総合コミュニティセンターであそび場を開いたとき、センター長からは「こどもたちの表情がいつもより輝いているように見えた。あそび道具があるだけでなく、そこで一緒にあそんでくれる・場を作ってくれる人がいるとこれほど違うのか、と感じた」というお言葉をいただきました。
11日(火)に開いたあそび場では、「皿回し」が特に盛り上がりました。ひとりのこどもが何度も何度も練習を重ね、ついに皿を回せた瞬間、部屋中から大きな拍手が起こりました。保護者さんも「うちの子があんなに真剣に集中しているのを初めて見ました!」と大喜び。そのうち、大人たちも挑戦しはじめ、成功するたびに拍手が起こります。「できた!」をみんなで喜ぶ、そんな時間が、自然とその場に広がっていました。
今回の活動費用には、これまで皆さまからお預かりしてきたご寄付を充てさせていただいています。日頃から支えてくださる皆さまに、この場をお借りしてあらためて深く感謝申し上げます。
こどもたちのサポートを続けていくために、引き続きの応援をいただけますと幸いです。
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今後の活動も、随時報告してまいります。