認知症について知ろう!
2026年09月03日
地域包括支援センターの方に来ていただき、小学生向けの認知症講座を開いてもらいました。講座が始まる前は、「認知症って難しそう…」「えー!」という声も聞かれましたが、こどもたちは講師の方のお話に少しずつ引き込まれ、真剣な表情で耳を傾けていました。
講座では、年齢を重ねると杖を使うようになったり、眼鏡が必要になったりするなど、身体に起こる変化について学びました。そのうえで、「認知症」は年齢を重ねたから必ずなるものではなく、脳の細胞が減ったり働きが弱くなったりする病気であることを知りました。絵本『ばぁばは、だいじょうぶ』の読み聞かせでは、認知症のおばあちゃんと家族の関わりを通して、認知症の方やそのご家族がどのような気持ちで過ごしているのかを考える時間となりました。
「もし自分だったら、「ばぁば」にどんな言葉をかけるだろう?」という問いに対しては、「大丈夫だよって言う」「困っていることを聞いてあげたい」など、こどもたちなりに相手の立場を想像しながら考える姿が見られました。病気について知るだけではなく、相手の気持ちに目を向け、自分にできることを考える貴重な時間になったように感じます。
来月は、実際に認知症の方と出会った場面を想定したロールプレイングを行う予定です。知識として学ぶだけで終わらせず、「自分ならどう行動するか」を考え、実際に一歩踏み出す経験へとつなげていきます。今回の講座をきっかけに、身近な地域で暮らすさまざまな人に目を向け、互いに支え合う社会について考える時間を、これからも大切にしていきたいと思います。