とかち重症児者研修会を開催しました
2026年06月13日
6月13日(土)U-mitteでは開所記念のこの時期に合わせ、毎年「とかち重症児者研修会」を開催しています。
今年も事業所を閉所し、スタッフ全員で学びの時間を共有しました。
利用児者の皆さま、ご家族、そして地域の皆さまへより良い支援を届けるためには、日々の実践だけでなく、立ち止まって学び合う時間も大切だと考えています。
藤田晃様によるコミュニケーション研修
午前は、一般社団法人きたそらちウェルフェアリンク代表理事 藤田晃様を講師にお迎えし、
「スタッフの『個』の力と『チーム』の力を最大限に引き出せる理想的なコミュニケーションのあり方」
をテーマに学びました。
グループワークでは、
「理想的な組織とは何か」
について話し合い、
* 情報共有
* 強みの活用
* 信頼関係
* 目的の共有
* 成長し合える環境
など、各チームからさまざまな意見が出されました。
ケーススタディでは、日常の職場場面を想定しながら意見交換を行い、和気あいあいとした雰囲気の中で学びを深めることができました。
最後に、日本コミュニケーション障害学会で発表した
「重度重複障害児のICTを活用したコミュニケーション支援」
の実践について共有しました。
私たちは、
「この子は何ができない?」ではなく、
「この子なら何ができる?」
という視点を大切にしています。
ICTは機器を導入することが目的ではなく、一人ひとりの思いや意思を受け取り、伝える手段を広げるためのツールです。
実践事例を通して、子どもたちの可能性を引き出すために必要な視点や関わりについて共有しました。
研修後には、「この子にも使えるかもしれない」「まずはこんな場面から始めてみたい」
といった声も聞かれ、支援のアイデアを共有する機会となりました。
学びを支援へ
今回の研修会では、一人ひとりの強みを活かすこと、相手を理解すること、そして子どもたちの可能性を信じることの大切さを改めて確認することができました。
この学びを利用児者の皆さま、ご家族、地域の皆さまへの支援に還元できるよう、これからもスタッフ一同学び続けてまいります。