「いぶき寄り添いひろがるプロジェクト」2020年度報告&「いぶきファミリー」会員ページ更新のお知らせ
2021年08月13日
日頃より「いぶき福祉会」をご支援いただき、ありがとうございます。
会員のみなさまのご理解とご協力のもと、
いただきました会費は活動をしていく上で重要な資金の一つとなります。
この活動を通して、誰もが安心して暮らせる、寛容な社会の実現を目指し、
みなさまとともに考えていきたいと思っております。
ここのページは2021年度から
「いぶきファミリー」(社会福祉法人いぶき福祉会会員)ページへと
更新させていただきました!
今後も「いぶきファミリー」の活動を通して
障害のある方に寄り添いひろがる支援を作り、
障害福祉から開かれた対話と創造の場を創っていきます!!
ここに「いぶき寄り添いひろがるプロジェクト」2020年度事業&収支を報告させていただきます。
■2020年度事業報告
2020年度はコロナ一色の一年でした。例年は4月に行う保護者向けの事業説明会も、5月に行う「いぶきふれあいまつり」も、6月の保護者会の総会も全て中止となりました。岐阜県における非常事態宣言が解除された7月以降が、プロジェクトの実質的な動き出しとなりました。
「いぶき寄り添いひろがるプロジェクト」の保護者の皆さんへの周知も9月に説明会を行ったのが最初となります。いぶきと第二いぶきに分かれて、午前と午後に各4回ずつ合計8回の説明会を実施しました。2020年度の取り組みとして、石川県にある「Share金沢」への施設見学会の予定と、「親心」ノートの作成を順次行っていく旨をご説明し、ノートの作成についてご協力をお願いしました。
「Share金沢」への施設見学については、事前に設置団体である社会福祉法人佛子園様に見学希望をお伝えし、コロナの感染状況を見ながら、9月~10月の実施に向け動き出しているところでした。しかし、その後の再三にわたる非常事態宣言の発令により、今年度は実施には至りませんでした。
「親心」ノートの作成は、9月に行った説明会以降、相談支援専門員を中心に進め、いぶきの保護者で1名作成済み、1名作成途中となっています。第二いぶきにおいても1名作成途中で、今後も徐々に増やしていく方向です。
「親心」ノートの作成にあたっては最初ということもあり、まずは保護者会長のご協力を得て始めさせていただきました。今後は現場の職員も交えながら、ノートの作成が必要と思われる方から広げていく方向です。保護者の方の思いを聞き取りカタチに残していくことは、非常に時間もかかる大変な作業ですが、「親なき後」を「親ある時」に考えていく大切な作業であると感じました。この作業については次年度以降も引き続き行っていきますが、いぶきの仲間が現在150名を超えていることもあり、数年がかりにはなると思います。
コロナの影響により活動が制限される中で、これからの仲間の生活を共に考えていく、将来につながる1年となりました。
■2020年度収支報告
活動①:9月に保護者への説明会を行いました。
いぶきと第二いぶきに分かれて、
午前と午後に各4回ずつ合計8回の説明会を実施しました。
活動②:「親心」のノートを作成しました。
9月に行った保護者への説明会以降、相談支援専門員を中心に進め、
当法人の保護者で1名作成済み、2名作成途中となっています。