CFAでは2024年4月から、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市のこどもたちのあそび場づくりの支援を行ってきました。しかし、9月21日に発生した豪雨により、こどもたちの居場所とあそび場が再び失われるという事態に直面しています。
1月1日に発生した地震では、輪島市各地が甚大な被害を受け、こどもたちが遊んでいた公園や学校のグラウンドは仮設住宅となりました。避難所生活のストレスに加え、自由に遊べる場所がなくなり、こどもたちは思い切り遊ぶことができず、さまざまな我慢を強いられてきました。それでも、こどもたちは支援者や地域の方々の協力のもと、前を向いて日々を過ごしていました。
現地の支援団体や社会福祉協議会、学校の先生方など、輪島市に関わる多くの方々の努力のおかげで、こどもたちも少しずつ未来への希望を持ち始めていました。そんな矢先、今回の豪雨が発生し、こどもたちのあそび場や居場所が再び失われてしまいました。
夏休みに私たちが訪れた町野や南志見の地域では土砂崩れが発生し、さらに、輪島市街地ではユースセンターや児童館が浸水し、しばらくの間使えなくなりました。この短い期間で二度も災害が続き、多くのこどもたちが心に深い傷を負っています。
私たちは「災害時でもこどもたちの居場所とあそび場が確保される社会を作る」ため、あそび道具を積んだ「プレイカー」で被災地を巡り、こどもたちが安心して過ごせるあそび場をつくっています。安心して遊び、ゆっくり話しができる時間、空間をつくることで、少しでもストレスを発散し心のケアにつながればと思っています。
地震と豪雨という二重の災害を受け、こどもたちが心を癒し、安心して過ごせる場所の重要性はますます高まっています。長期的にこの取り組みを続けるためには、資金の支援が必要です。皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
ご支援はこちらよりお願いいたします。
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