「みんなでこそだての輪プロジェクト」2023年度 事業及び収支のご報告
2025年02月22日
いつも特定非営利活動法人Chance For Allをご支援いただき、誠にありがとうございます。
いただいたご支援は、「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会」を実現するため、『CFA奨学制度』に活用させていただいております。
今後もめざす社会の実現のために、支援の輪を広げてまいります。
引き続き、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
「みんなでこそだての輪プロジェクト」の2023年度の事業及び収支に関してのご報告です。
■2023年度事業報告
CFAは10周年を迎えました。浅草花やしきを貸し切って開催した「CFA10周年記念パーティー」には、現在CFAKidsに通っているこども、保護者、そして卒業したこどもやその保護者などCFA関係者1000名近くが参加し、CFA10周年を一緒にお祝いしました。
【こどもたち、保護者に関わる活動】
・各校舎の代表として「運営委員」のこどもたちが活躍しました。CFAKidsでみんながより楽しく過ごすためにはどうしたら良いか話し合いを行い、自分たちで運営委員が下見や準備を行い、「ドッチボール大会」「CFAオリンピック」などのイベントを実施しました。
・例年に続き、季節ごとのキャンプや農業体験、遠足、演奏会など、今しかないこどもたちの成長を逃さないよう、様々な体験機会を作りました。キャンプではこどもたちが企画したレクを実施したり、自分たちでツリーハウスを作ったり、班メンバー全員の夢をかなえる自由行動日を設けたりするなど、主体性を発揮する機会になりました。
・CFAが大切にしてきた「こどもたちの well‐being」を客観的に測定するためのセルフアセスメントを開発・実施し、こどもたちとの対話も踏まえ、それを元に保護者面談を行いました。
・みなさまのご支援のおかげで、CFA奨学制度の受け入れを継続して行うことができています。
【地域、専門機関、企業との活動】
・地域との連携:
7月の駄菓子屋irodori2周年に合わせて夏祭りを実施し、CFAKids校舎、駄菓子屋irodoriが位置する「子育て商店街」に2000人近くのこどもたちが集まりました。
また、11月からは足立区2箇所の公園で学生ボランティアがこどもたちを見守りながら思いっきりあそぶ「パークリーダー」の活動を開始。2月からは、本を従来の分類方法ではなく「感情」に着目して分類することで、こどもたちが本に出会うきっかけを届ける「感情図書館hidamari」がオープンするなど、地域の居場所を増やすことができました。
・専門機関や企業との連携:
継続的にご支援いただいている企業さまからご寄付をいただいたほか、プロボノの方に団体の活動紹介資料の作成などに携わっていただきました。
■収支のご報告
奨学制度の継続運用
前述のとおり、みなさまをはじめ、多くのかたからのご支援をいただき、奨学制度での受け入れを継続することができました。

2023年度の収支結果
◾️プロジェクトページの更新
凸と凹のプロジェクトページを更新しました!
昨年度から「ロジックモデル」の内容を刷新し、CFAに通うこどもたちがどのように成長し、社会へと巣立っていくのかを描いたロジックモデルにしました。ぜひご覧ください!

2024年度版ロジックモデル
今後も引き続き、「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」をめざし、ひとつひとつの活動に取り組んでまいります。
引き続きのご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。