「みんなでこそだての輪プロジェクト」2021年度 事業及び収支のご報告
2022年10月25日
いつも特定非営利活動法人Chance For Allをご支援いただき、誠にありがとうございます。
いただいたご支援は、放課後から「生まれ育った家庭や環境で、その後の人生が左右されない社会」を実現するため、奨学制度に活用させていただいております。
今後もめざす社会の実現のために、支援の輪を広げてまいります。
引き続き、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
「みんなで子育ての輪プロジェクト」の2021年度の事業及び収支に関してのご報告です。
■2021年度事業報告
8年目となったCFAKids。コロナ禍の影響が引き続きありながらも、こどもたちのために活動を続けた1年となりました。「すべてのこどものための学童」という信念は変わらず、活動を地域に広げていくことに挑戦しています。これからも地域でこどもたちを見守る目を増やし、こどもたちと地域社会をつないでいきたいと考えています。
【こどもたち、保護者に関わる活動】
・コロナ禍ではありましたが、サマーキャンプや野菜収穫の農業体験、遠足など、今しかないこどもたちの成長を逃さないよう、様々な機会を提供しました。
・2022年度から始まるCFAadvance制度をふまえ、3年生以上を対象に「すだちの会」を行いました。今後4年生以上は、自立に向かうための放課後の時間を過ごすとともに、校舎全体・CFAKids全体がよくなるよう、考えていってくれたらと思っています。
・みなさまのご支援のおかげで、奨学制度の受入数を約10家庭まで増やすことができました。
【地域、専門機関、企業との活動】
・地域との連携:
7月に駄菓子屋irodoriがオープン。毎月1,300人程度のこどもたちが利用してくれています。また、こどもたちだけではなく、地域の高齢者のかたが来訪してくださったり、行政や地域の商店街などのつながりが生まれています。
irodori以外でも、地域の見守り拠点との交流など、各校舎で地域との連携が進んでいます。
・専門機関や企業との連携:
ゲストを招いての勉強会を9回実施。合計約800人の方から申し込みをいただきました。
継続的にご支援いただいているSONY様以外にも、フィッツコーポレーション様にオンラインでワークショップを実施いただいたり、住友商事の社員の方にプロボノに入っていただいたりと、新たな連携を生み出すことができました。
■収支のご報告
活動①、②
奨学制度の拡大
前述のとおり、みなさまをはじめ、多くのかたからのご支援をいただき、奨学制度の受入家庭を2021年度は約10家庭まで増やすことができました。
2021年度の収支結果
2022年度も引き続き、「生まれ育った家庭や環境で、その後の人生が左右されない社会の実現」をめざし、ひとつひとつ取り組んでまいります。
引き続きのご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。