【CFAKidsのまいにち:受け止め方だって大事なんだ】
2023年03月02日
とある校舎で、PSP(ピースフルスクールプログラム)を行いました。
ピースフルスクールプログラムとは、こどもたち自身がコンフリクト(対立)の解消の仕方を学び、民主的な組織を作っていくためのプログラムです。もともとは学級崩壊やいじめの問題に直面していたオランダで開発されたプログラムで、オランダでは約600の学校に採用されているとのこと。
前回のPSPでは、校舎で鬼ごっこをしようとしていたワニオくんに、声のかけ方を何度か工夫したブタコさんが「私は校舎で走ったら危ないと思うから鬼ごっこはやめてほしいな」と伝えると、ワニオくんとブタコさんが上手に話し合うことができるようになったというもの。
今回のPSPのテーマは「批判を受け止める」。
登場人物は、声のかけ方を工夫する前のワニオくんとブタコさんです。
チクチク言葉で伝えられたワニオくんは「怒られた!」というショックで逃げ出してしまう…というエピソードに対し、こどもたちと「批判は受けなくていいのか?」という切り口からスタートしました。
前回のエピソードから発想して、「時は戻せないんだからワニオくんは謝って、次から気をつけた方がいい」という意見や、「ブタコさんが強い言葉を使うのがいけないんだよ」という意見も。
批判をする方も批判をされる方も、どちらも大事にすべきことや考えるべきことがあることを学びました。
人によって批判を受けた時の感じ方や反応はそれぞれ。
ショックを受けて逃げ出してしまったワニオくんに、批判を受けるときの6つのステップを実践してもらいました。
こどもたちもそれを見て、実際にワニオくんになってロープレに挑戦です。
日常生活でもPSPの内容を思い出して、ピースフルな生活を送っていってほしいですね!