【地域金融機関役職員向け】組織課題解決ワークショップ@オンライン・第3回


組織課題解決ワークショップ@オンライン・第3回を開催しました

2021年05月20日
めぐるの木村です。

2021年から奇数月に開催している「組織課題解決ワークショップ@オンライン」の第3回には、地域金融に携わる13名のみなさまにご参加いただきました。参加者の主な属性は以下の通りでした。
・居住地:東京都、長野県、愛知県、岐阜県、京都府、福岡県
・所属:地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、労働金庫連合会等

参加者の自己紹介リレーからスタートし、ゲストの社会福祉法人いぶき福祉会の北川さんからは、今日解決したい組織課題として「雇用率や生産性だけではない障害者の社会的な価値(役割)をどう評価するか?」というお題を投げかけていただきました。

2~3人1組のグループで北川さんのお話に対する感想や質問を共有いただくと、「多様な障害者がいると思うので、その方に合わせたことができるとよいのではないか?」「価値を測る方の価値観や尺度の問題ではないか?」「障害者と普段接する機会がない」「障害の有無にかかわらず、自身の価値や役割を見出すことは難しい」「具体的な事例が知りたい」といった声が寄せられました。

みなさんからの声を踏まえ、北川さんからは「人によって価値観が違うので、価値を定義することが難しいと感じている。『障害者ができないことがあるのは本人の問題ですか?』と問いたい。ソーシャルインパクトの評価にはすごく興味があって、新しい尺度を作らないといけないと思っている」といった思いをお話くださいました。

その悩みをどうしたら解決できるか、参加者同士で再び話し合っていただくと、「法人で監査役を担っているが、価値も役割もなく、株主のみから評価される立場。見る人によって価値は異なるのではないか」「私たちが何を期待するのか次第ではないか。障害者ともっと接点ができると、役割が見えてくるのではないか」といった提案が出てきました。

北川さんからは「これまではずっと、いぶきのためにと活動してきたけれど、これからは“社会のために”活動するフェーズにきていると感じている。いぶきを社会の財産にしていきたい」との感想をいただきました。

参加者のみなさんに実施した終了後のアンケートでは、「適切な発信を社会がどう受け止めるか、ファンをどう増やすかなど、マーケティングの観点で対話もしてみたいと思いました」とのご意見もいただき、次は少し違った切り口で対話できるとおもしろそうだなと感じました。

次回は2021年7月9日(金) に、岐阜・長良川流域でまちづくりを行うNPO法人ORGAN(岐阜県岐阜市)の蒲さんをゲストに開催します。第1回のゲストでお越しいただいた際は、伝統工芸や地域づくりのお話でとても盛り上がったので、次回も楽しみです。

ソーシャルビジネス支援に関心のある、地域金融に携わるみなさまのご参加をお待ちしています。

現在の支援金額 23,000 円

支援者 18人

残り時間 終了

本プロジェクトは、ログインしてお気に入り追加や支援をすると、「活動報告」更新時に通知メールが届きます。
また、支援者による支援の申し込みが完了した時点で、凸と凹登録先が支援金の提供を受ける契約が成立するものとします。


1,000 円

13 人

配送方法:メール

●『お金の地産地消白書2020』を持っている方
(1) 「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへのご招待

2,000 円

5 人

配送方法:郵送

●『お金の地産地消白書2020』を持っていない方
(1) 「組織課題解決ワークショップ@オンライン」参加者限定のFacebookグループページへのご招待
(2)『お金の地産地消白書2020』1冊