春休みお弁当支援
2022年04月05日
餃子王将さんお弁当
デイサービスを利用している子たちの休みの1番の勉強は昼支援。
お弁当を買い物をしに行きお金の勉強、お小遣い帳をつける、バランスの取れた買い物をする必要のある子など、様々です。100円しか持ってこないのにお茶も持っていない子。親と買い物に行っても炭水化物しか買わない子、デザート、アイスクリームしか買えない子など。家庭の生活が露骨に出てしまうデイサービスのお昼は大騒ぎ
自宅から弁当も持ってくる子たちは弁当箱を洗いきれいに拭き上げ、親御さんにお礼を言う1連の流れを学習しています。
そんな中で
地域も春休みと言うことで
餃子の王将のお弁当を子ども食堂近隣に配布しました。夏休み、冬休み、春休みと今回で3度目。
家族分全ての個数お渡しする事にしたところ、どのご家庭も取りにみえました。
活動の中で、地域のいろいろな聞き取りができ、住民台帳に出産の登録をしていない外国籍のお母さんもいたり。慌てて保健所、行政などに問い合わせたところ
名前の発音が独特で名前検索出来ず、住所では調べられないとの事。
何なら調べられるのか?との問いに、
生年月日が必要。と。
何年か前に保健師さん達がつながる支援ができるために情報が紙媒体からやっとデータベースの共有ができるようになったと教えてくれましたが、
まだまだ大変である事と、地道な直接支援が本当に必要であることを感じた1日でした。
デイサービスのお昼事情
物価も上がり親御さんから渡される300円位ではお腹いっぱいならないことが多く、
お金の計算よりもきちんと1日一食でも食べることが必要な子どもたちや、買ってきたお弁当は油っぽいのか、食べれない子たちもいます。そんな子どもたちのためにお昼ご飯を手作りで毎日提供しています。
朝からかなりヘビーな動きですが、山のようになったおかずがきれいになくなるのはまた一つの楽しみです