夏休み
2022年08月05日
夏休みに入り毎日5時半から事業所に来る子は
学校も今までは不登校、家庭環境が複雑な子。毎日来所後、絵日記で今朝はどの様に来たを書き、朝食を作ったり作ってあげた物を一緒に食べ、他の子が来るまでの時間、様々な話しや部屋の掃除、みんなが使うプールの掃除、水やりなどをする。
本人は朝4時半から起き、自転車、バス、電車、タクシーと様々な方法を考えて来るのですが、親は銀行に騙されてお金が無いと言うため、お金の使い方の勉強、彼が現在使っているお金の計算を毎日させる。
と、「宝くじが当たるからお金の心配は大丈夫。」
夢の話はその後も続き、貿易の仕事を始めるから、あとは稼げるから大丈夫。と言う。一日千円を使いバスの路線を調べたり運転士さんに聞いて帰りの時間もきちんと調べて来る。
彼も毎日いちほしに来れば生存確認出来るから良し!だが、もう少しゆっくり時間だと助かる。と毎日話をするが、1時間遅くなるかならないかの繰り返し。
夕方は保護の子と里親さんとのマッチングタイム。どんどん成長し、敏感な子だからこそ益々難しくなり空気を察して車が来るだけで泣くようになってしまい
焦れば焦るほど、上手くいかない。
どの子も幸せになって欲しくて、時間を共にしているのに、一緒にいればいるほど
もっともっと一緒にいて、いろいろな事をすればよかった。と後悔するんだろうな。