誰もが参加できる世の中に
2022年07月26日
先日、岐阜県岐阜市にある社会福祉法人いぶき福祉会さんに前職のスタッフと一緒にお邪魔してきました。以前からいぶき福祉会さんでは重症心身障がい者・医療的ケア者の方が色々なものを創っているのとお聞きしていていたので、「いつか伺ってみたい!」と思っていたのがようやく実現しました。
専務理事の北川さんと管理者の大堀さんにご対応いただき、たくさんのお話しと実際に作業している現場をご紹介していただきました。
そこにはこれまでのたくさんの努力と試行錯誤が繰り返された、まさに「汗と涙と笑顔の結晶」が詰まった歴史がありました。重症心身障がい者・医療的ケア者の地域生活を支えているスタッフの努力があるのはもちろんわかっています。具体的にどんな取り組みをされているのか、それがわかる写真を一枚添付します。
これは紐を引っ張れば器に入っている材料を流し込める治具です。紐も握りやすいものにしたり、紐に結び目をつけたりと、使うひとに合わせて工夫ができます。これを使えば誰でも調理実習などに参加することができます。
こういった治具装具がたくさん用意されていました。ひとつひとつ手作りで、何度も何度も改良を重ねた治具装具です。これを創ったスタッフさんの汗と笑顔が思い浮かびました。
これぞまさしくいぶき福祉会さんの歩んだ歴史。それを感じることが出来た1日でした。
同行したスタッフも感激してました。彼らのこれからがとっても楽しみです。
私も自分に何ができるのか、これから模索していきたいと思います。