ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングとして、ガバメントクラウドファンディングと呼ばれるものがあります。この仕組みを天草市に取り入れてもらえないかということを天草市役所に相談に行きました。

ひなたぼっこからは理事長の山中、アドバイザーとして合同会社めぐるの木村様、天草市役所からは政財課、子育て支援課、福祉課の方に参加いただき、ガバメントクラウドファンディングをすでに取り入れている佐賀県の実施例を用いて説明させてもらいました。

天草市役所の方からは、実際に佐賀県で行われているガバメントクラウドファンディングを活用している団体の多様性や市が後ろ盾になるクラウドファンディングの仕組みに興味を示していただけました。また、各団体の活動の底上げになり、市民団体の資金調達手段の一つとなる可能性も理解していただけました。課題としてどの程度の市民団体が実際にガバメントクラウドファンディングを活用したいと考えるのか？ということが不透明であることや、福祉だけに特化せずに他の分野の市民団体にも参加して欲しいという意見もいただきました。

今後は議会にも入っていただき、更なる検討に繋げることができるように進めていきたいと考えています。また、天草市の市民活動センターとも連携を行い、実際にどの程度の市民団体が興味を示すのかも調査をしていきます。今回の相談をきっかけとし、市民団体が抱える問題の一つである資金調達方法の選択肢として、ガバメントクラウドファンディングを天草市に導入してもらえるように働きかけを行っていきたいと思います。