たけのこさんだけの特別な活動のひとつ「提灯づくり」。今年は担任のしょうこちゃんも提灯を作ることに。いざペンを持って紙に向かうと「変なところに描いてしまったらどうしよう...」と描き始めるのが怖く感じ、ドキドキが止まらず、子ども達が描画をする時もこんな気持ちを抱えているのかなと初めて気づいたそう。その様子を見ていた子ども達に「しょうこも描くの怖いん?」と聞かれ「そうよ~しょうこもドキドキする」と伝えると「へ~そうなんや...」と自分たちのところへ戻って描き込みを再開。途中子ども達からなぜ描くのが上手なのか聞かれたしょうこちゃんは、「しょうこは皆より、なが~く生きとるけん、みんなよりいっぱい描いてきたからよ。たくさん描いてきたたけのこさんだから提灯作れるんよ」と伝えると子どもたちは得意気に。
制作には、かなりの集中力と描く力が必要だということ、途中で集中力が切れてぼーっとしてしまうことがしょうこちゃんにもあったと言います。同じ目線で一緒に活動をすることで、大人は子どもの気持ちに気づき、子どもは大人にも一緒の気持ちがあると安心する。大人も子どもも心を寄せ合い、活動を通して共に成長しています。
光楽園で体験した思い出の詰まったちょうちんが出来ました。