ソーシャルバンク・コミュニティ(SBC)呼びかけ人の木村真樹(
合同会社めぐる)です。
SBCの発足を後押しする「応援団」の25人目は、社会的金融研究所/
事業創造大学院大学の唐木宏一さんです。唐木さんの専門分野は「ソーシャルファイナンス」で、本プロジェクトで訪問調査を予定するトリオドス銀行やGLS銀行にも、20年近く前に取材へ行かれたそうです。
明日の午後にオンラインで開催する
JPBVソーシャルビジネス支援分科会では、「GLS銀行」の事例を学びます。お申し込みは
こちらからお願いします。
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個人的には、今は亡きショアバンクのタイプの事業のやり方(事業性評価を前提としたインクルーシブな金融)が望ましく、もしも積極的にバリューによるバンキングをしようとするならば、それを支持する預金者に訴求するのがエージェンシーたる金融機関として先であると考えます
そして「金融排除」をクレームするならば、SB側からも歩み寄る(適格なリテラシーをもつ)必要があると考えます。
とはいえ、金融機関側(「交換」である金融において希少資源=権力を有する)が、まず適格な認識をもつことは重要であり、その機運を高めるために有用と考えられる(SB側への啓発にも取り組む)本活動には、大いに期待します。
唐木宏一(社会的金融研究所/事業創造大学院大学 副学長・教授)