ソーシャルバンク・コミュニティ(SBC)呼びかけ人の木村真樹(
合同会社めぐる)です。クラウドファンディングによる発起人募集も、残り4日となりました。
SBCの発足を後押しする「応援団」の39人目は、
神戸大学経済経営研究所の家森信善さんです。約15年前、金融庁「協同組織金融機関のあり方に関するワーキング・グループ」は、「新たな形態の可能性」としてNPOバンクを積極的に評価しました。それは当時、委員として参加されていた家森先生のお力添えも大きかったように感じています。引き続きお力添えいただきつつ、ご期待に応えられるよう、力を尽くしたいと思います。
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人口減少や高齢化といった現代の地域社会が直面する課題は深刻です。
これらの問題に対処するため、ソーシャルビジネスの役割が一段と重要になっています。
地域金融機関は、「地域のため」を理念とし、これらの課題に取り組む自然なパートナーです。
しかし、日本においてソーシャルバンクの実践はまだ始まったばかりで、関連する研究も限られています。
そこで、私はソーシャルバンク・コミュニティの新しい取り組みに大きな期待を寄せています。
この活動が地域金融における新たな可能性を探求し、ソーシャルビジネスの定着と発展に寄与すると確信しています。
その成功を心より願っています。
家森信善(神戸大学経済経営研究所 教授)