2024年9月21日（土）に本城ホール　シビックホールで開催された第13回　日本小児在宅医療支援研究会に参加して参りました。

　医療的ケア児や重症心身障害児とその家族が直面する課題は基幹病院からの在宅移行、障害福祉サービスの導入、保育・教育の場、成人後の生活、家族の就労等、多岐にわたる状況にあります。それぞれのライフステージで異なる課題が存在する中、各分野の専門家が連携し一貫したサポート体制を構築することが急務となっているため、全国各地から関係者が集結し、実践報告や解決策への議論の場が設けられました。

　医療機関や教育機関、福祉サービス等、それぞれの現場での課題だけではなく、画期的で効果的な取り組み等の紹介もあり、勉強になりました。どの分野、どの世代に関しても共通することとしては、本人の障害像をしっかり理解し適切な対応が必要であること、その為には、カンファレンスや方針決定の場が適宜必要であることをあらためて確認する機会となりました。
　
法人内でも報告会を開催しましたので、スタッフみんなで共有し日々の業務をより充実させることができるよう、取り組んでいきます。

NPO法人こども未来
Sunny訪問看護ステーション
作業療法士　今井那津子