2024年11月3日、4日に開催された全国重症児者デイサービ・スネットワークの全国大会にこども未来のスタッフ2名のが参加してきました。少し時期がずれてしまいましたが11月27日にはデイスタッフへの伝達研修を実施しました。
最初に、今年度は「本人の意思を尊重した切れ目のない支援」をテーマに講演やシンポジウム、実践報告あったとの共有があり、そのそれぞれについて簡単にですが、参加したスタッフによる要約や学びがデイスタッフ全体に共有されました。
報告の中で医療的ケア児等コーディネーター支援協会の代表理事の方から 「医療的ケアが大変、だから保護者の負担軽減のために頑張ろう!」 ではなく 「医療的ケアは大変、だから保護者が子育てをできるように、負担を軽くできるように頑張ろう」
というスタンスで支援することと向き合いたい、との報告がなされたとのお話が一番印象に残りました。
重デイで働くスタッフとしての私は、普段から保護者の方の困りごとやご負担を軽減したいと思っていますが、それが結果として保護者の方から子育てを取り上げてしまうような過剰な支援になってしまってはいけないな、と今回強く思いました。
私も父親として「困ってるから助けてほしい」と思った事はありますが、結果私の子育てを取り上げられるような事があったらさすがにそれは悲しいな…、と率直に思います。
よい塩梅で寄り添っていく、というのは本当に難しいことだと思いますが、これからも保護者の方、そして日々通ってきてくれるお子さん達の成長に寄り添っていきたいです。そのような成長をしていけるように日々悩みながらでもスタッフと一緒に頑張っていきたいと思います。
NPO法人こども未来
重心型放課後等デイサービスSunny
新保英典
保護者の方から子育てを取り上げるような事があってはならない。