フードケアさんによる学習会 第2回を実施致しました。
2025年03月11日
随分と久しぶりの報告となってしまい、大変申し訳ありません。
もう約1か月前の事となりますが、2月18日に株式会社フードケアさんによる嚥下食の勉強会の第2回目を行いました。当日は、スタッフ、保護者の方などあわせて、約20名の方にご参加頂くことができました。
昨年の第1回目には「嚥下食ってなあに」をテーマに、実際に嚥下職といわれるもののとろみの状態や、その作り方などを勉強させて頂きました。
今回は、1回目の内容を振り返りつつ、あらためて嚥下食と言われるものの分類を学んだり、それらに照らし合わせてフードケアさんが作っておられる様々な形態の嚥下食を実際に試食させて頂く事ができました。
実際に経口からの食事摂取にチャレンジされているお子さまも一緒に参加されていて、保護者さんの介助でいくつかの形態の嚥下食を試して頂くことができました。
今回の学びの中で私が一番驚いたことは(今更と言われるかも知れませんが…)、嚥下訓練食と言われるものにはタンパク質が含まれていない、ということでした。
皆さん、どうしてだか理由はお分かりになりますか?
それは嚥下訓練をするということは、誤嚥のリスクが高いということ。
すなわちそれは誤嚥性肺炎に繋がりやすい、ということでもあるのですが、誤嚥したものの中に、たんぱく質が含まれていなければ、そこで腐敗や雑菌の繁殖リスクが低減されるので、万が一誤嚥しても肺炎のリスクを下げられるから、との理由からだそうです。
今回の学習会も、少人数でワイワイと試食しながら、学び合いや良い交流の機会が持てたと思っています。今後も保護者様とスタッフが交流しながらいろんなテーマで学び合うような場づくりをしていきたいと思います。
重心型放課後等デイサービスSunny
新保英典