当法人代表の岡本が全国様々な法人さんの取り組みを視察させて頂いております。先進的な取り組みをされている方々から学び、私たちのプロジェクトの糧とし、医療的ケア児さんや重心児さん支援の取り組みを一層進めていきたいと思っております。
今回訪問させて頂いたのは、沖縄にある「NPO法人ひだまり」さんの「ゆくいこども診療所」(https://www.yukuikodomo.com/)さんです。
「2025年4月1日に開業された事業所さんですが、4月2日に訪問させていただきました!
小児科診療所と日中の短期入所を組み合わせた事業所で、主に外来を受け、訪問診療は週に1日実施しておられます。
外来を丁寧に診たいとの想いから、1日の外来受け入れ人数を少ない目に設定する分、日中のショートをしっかりと実施されるとのことです。そうすることで経営的にも全体を通じてうまく運営できる予定であるとの事でした。
診療所内は子ども達が楽しめるようなデザインになっていてとても素敵でした。4つある診察室を医師や看護師が回って診察する方法は斬新だなと感じました。」
NPO法人こども未来 理事長 岡本和徳
在宅に戻られて日常生活を送っておられる医療的ケア児さんは、一昔前に比べて全国的にも多くなっているというお話はよく耳にします。ケアの有無によらず、お家に連れて帰りたい!、家族と同じ地域で一緒に日常生活を送りたい!、といった親御さんの想いだったり、医療デバイスの進化だったり、いろんな事が絡みあってそうなっているのだと思います。
一方で、制度や支援者の側に目を転じてみれば、地域に彼らを支援できる、医療者、保育者、福祉関係者、施設やサービスはまだまだ少ないのが現状です。ですが、ゆくいこども診療所さんの様な施設があることで、医療的ケア児さんとそのご家族は安心してその地域生活を営むことができると思います。
私たちも、京都に住まう医療的ケア児さんや重心児さんとそのご家族が安心して暮らし続けられる地域にできるよう頑張っていきます。
重心型放課後等デイサービスSunny
管理者 新保英典

【診療所の一画】 パーテーションがとってもかわいくて素敵です!