スタッフから生まれる『でかけるチカラ』
2026年07月29日
こんにちは、NPO法人ユアフィールドつくばの伊藤文弥です。
この報告は、障害のある人の「でかけるチカラ」を応援するためのプロジェクトとして、活動の記録を綴っている場です。
今回は、少し社内の話になるのですが、最近嬉しく思ったことを書きたいと思います。
8月22日、法人内の茎崎と上郷、二つの事業所が合同で夏のイベントを企画してくれました。
夕食を一緒に食べて、花火をして、飲み物やお菓子を囲んで過ごす。
特別大がかりなものではなく、事業所の垣根を越えて「一緒に過ごす時間」を作ろうという、シンプルな企画です。
グループホームの利用者さんの送迎まで職員がきちんと組み立ててくれていて、花火の会場で過ごすのが難しい利用者さんのために事務所を開放する配慮も入っている。
準備の資料を見ながら、ああ、ちゃんと一人ひとりのことを考えて計画してくれているんだなと感じました。
僕がこのイベントの企画そのものより嬉しかったのは、こういうことを「やろう」と思ってくれるスタッフが、少しずつ増えてきているということです。
日々の支援は、どうしても目の前の業務をこなすことに追われがちです。
そんな中で、「余暇の時間をどう作るか」「事業所を超えてどう楽しめる場を用意するか」ということに、自分たちで考えて動いてくれる。
これは決して当たり前のことではないと思っています。
僕たちは今、移動支援という新しい取り組みを始めたいと考えています。
それは、家から一歩外に出て、行きたい場所まで移動できて、はじめて「余暇」が成り立つという実感からきているものです。
今回のようなイベントも、根っこにある考え方は同じだと思っています。
「出かける」「楽しむ」「つながる」ということを、誰かに与えられるものではなく、自分たちの手で作っていく。
その芽が、現場のスタッフの中に少しずつ育ってきていることを、今回の企画を通じて感じました。
一つひとつは小さな取り組みかもしれません。
でも、こうした積み重ねの先に、僕たちが実現したいと思っている移動支援の姿があるのだと思います。
これからも、現場から生まれてくる動きを大切にしていきたいと思います。