長良川鵜飼桟敷を開催
2023年09月28日
事務局長の熊田です。
9月も、のこすところあと2日。2023年度の折り返しですね。
10月15日の鵜飼閉幕までも、あと2週間となりました。今年も鵜飼観覧船での船遊びも多数開催。そして特別に設置した川床で開催したのは「長良川鵜飼桟敷」。新しい鵜飼の楽しみ方として、可能性に満ちたものでした。
躯体の調整から当日の設置撤収まで、エレファントデザインさんと長良川リバースケープのみなさまに大変お世話になりました。催しは夕方から夜にかけてでしたが、昼間の桟敷も心地よい川風が吹き抜けて気持ちのよい場所でした。来年度以降は、お昼の時間帯もカフェや茶寮として活用できないか、とイメージが広がります。鵜匠代表も、出来上がった様子を見にお越しくださいました。
本番は、鳳川伎連さんによる宴席です。お客さまは美味しいお料理と舞妓喜久有さん、幇間喜久次さん、辰次さんの舞を楽しんでいただきました。夕方から夜へと少しずつ表情を変える金華山と長良川。舞妓さんがそこに立つと、夜の金華山はさながら屏風のようです。そして、鵜飼。鵜匠のみなさまには特別総がらみをご披露いただきました。
これだけの水量をたたえた美しい川で、鵜飼とともに楽しむ桟敷は、他地域にも類のない特別なお席です。あたらしい長良川の楽しみ方、鵜飼の楽しみ方として、来年度以降は開催日を増やしていきたいと考えています。そして、長良川に親しみ、長良川流域の文化を楽しむ人が増えたら嬉しいです。
この桟敷はロイター通信さんをはじめ、たくさんのメディアにも取材していただきました。原田先生へ感謝申し上げます。
最後になりましたが、かわまちづくりの事業として岐阜市さんにも大変お世話になりました。
来年度は初夏の開催で考えていますのでどうぞご注目ください。