コクレオの森は、数年前から、里山地域の廃校を利用して、学校法人で学校を設立することを目指してきました。
けれども、単独で学校法人格を新規で取得することは、関西圏では極めて困難であることがわかり、
子ども主体の幼児教育を行う
学校法人あけぼの学園とともに、
猪名川町旧六瀬中学校の跡地活用の優先交渉事業者となり、2026年に私立の小学校の開校を目指しています。
それにあたり、この度、コクレオの森が、猪名川町、学校法人あけぼの学園とともに、基本協定の締結を行いました。
2021年12月に始まった、「みんなで創るミライの学校プロジェクト」
コクレオの森が運営する箕面こどもの森学園が、定員いっぱいとなり、待機児童が100名を超えるまでになったことを受け、
子どもたち一人ひとりの声と、自分を大切にして学ぶ権利を保障できる学校を創りたいと願い活動してきました。
学校法人の学校を目指し、廃校を利用することを前提としたため、いろんな自治体との水面下での交渉が続き、
なかなかみなさまに公表しづらいことも多く、よくわからないこともあったかと思います。
そんな中でも、あたたかいご支援を続けてくださったみなさまのおかげで、ようやくここまで来ることができました。
本当に本当に、ありがとうございます!!
あけぼの学園さんは、理事長の周一さんと、周一さんのお母さんと、周一さんの長男さんが、東京の自由学園のご出身で、
周一さんの次男さんで、あけぼの幼稚園の園長の匠さんが、きのくにこどもの村の1期生です。
周一さんも、きのくにの堀さんとともに、きのくにの立ち上げにもご尽力され、きのくにこどもの村小学校の初代のPTA会長をされた方でもあります。
自由学園は、日本の女性ジャーナリストの先駆けであも羽仁もと子さんが、「お子さんを通わせたい学校を創りたい」と大正10年に設立された学校で、生活や体験から学ぶことを重視されるとてもすてきな学校です。
きのくにこどもの村学園さんについては、私たちも、学校の立ち上げ期から、大変お世話になり、さまざまなことを学ばせていただいた学校さんになります。
学校法人さんと一緒に、学校を創っていくということは、コクレオの森にとっても、新たなチャレンジになりますが、大切にしている教育観は同じなので、対話を積み重ねながら、民主的な学校をともに創っていきたいと思っています。
今後とも、あたたかいご支援、どうぞよろしくお願いします。(藤田)