3月4日(金)に、苫野ゼミ×みんなで創るミライの学校プロジェクトのオンラインイベントを開催しました。
なんと200名を超える方からお申込みがあり、当日も160名ぐらいの方がご参加いただきました。
教育哲学者としても著名な、苫野一徳さんから、コクレオの森が運営する「箕面こどもの森学園」の教育が、いかに「よい教育」と言えるのかを熱弁していただいた後、箕面こどもの森学園で大切にしていることをお伝えし、保護者の近江さんからも、実際に何がどういいと感じているのかと語っていただきました。
とても熱量の高い、すてきな場となり、多くの方にこのプロジェクトを知っていただき、応援していただける機会となりました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
当日、ご欠席された方は、
こちらの動画をご覧ください。(ほかの方へのシェアはご遠慮ください)
※スポットライトがうまくいっていないのですが、ご容赦ください。
【登壇された保護者の近江さんのご感想(一部抜粋)】
私が数年前に衝撃を受けた苫野さんの「教育の本質は、自由の相互承認の感度を育むこと」という言葉。
これは、コクレオの森の「自分も人も大切にする」を根底に「民主的な市民をつくる」という理念と深いところで一致する。
「多数決で決めない」を徹底しているから、こどもの森の子どもたちは対話で解決する方法をがあるということを「知っている」ということ。
その子供たちがいずれ社会に出ていくことはとても大きな意味があると思う。
この場でどうしても言いたくなったことが、コクレオはその理念の実践は「大人も」というキーワードを受けて、
実は我が子がこどもの森に通いだして自分も変わったという話。
自己肯定感(苫野さんの言葉では「自己承認」)と対話の大切さを、こどもだけではなく大人にも涵養すべく、
いろんな試みと実践を続けているコクレオの森に関わることで、私自信も変化した。少しずつではあるけれど、
自己を承認し、開示し、自分が自分であっても認めてもらえることの安心感がどれほどの優しさと力をくれるかが今はわかる。
そう、自分がこのコクレオにいて、その志に触れ、いろんな人たちと出会って、「共につくる」に参画して、とても幸せなんだっていうこと。
これは、正直、子どもの入学前には全く想定していなかったものすごく幸せな変化でした。
【参加者のめーさんのご感想(一部抜粋)】
ここの素晴らしさは、
「大人が楽しくなる!」
「子どもを育もう!
必要なことは大人も自身を育もう!」
そのためのプログラムやイベントが
ここにはある。
私も去年から様々なものに参加して
自分がめっちゃ良い方に進んでいると感じる。
自己肯定感がみじんこやったけど
着実に育まれている
毎日心が豊かに幸せを感じられる
楽しんでいる大人がここには
たくさんいるので、私も自然と
楽しくなる
うちは息子よりも私が楽しんでいると思う
苫野さんも
民主主義の本質は、
自由の相互承認と一般意志
対話を重ね、全ての人が合意
民主主義社会を成熟させているためには、
子どもだけでなく
おとなが変わらないといけない
大人が市民に✨
保護者の方が
「学校では多数決で決めない。
このことを繰り返しているので、
子どもたちは、
"対話で解決する方法"を知っている。
このことは社会に出たときに
大きな意味がある」
と言われていたのもほんとにそうだなぁと
心に残る。