8月5日、第6回みんなで創るミライの学校プロジェクトオンラインイベント 箕面こどもの森学園のこれまでとこれから を開催しました。(参加者:52名)
副校長のまるちゃんが作ってくれたスライドをもとに、2009年からのできごとを振り返っていきました。
2009年に、新しい校舎を建てて、わくわく子ども学校から、箕面こどもの森学園に名称変更したのですが、そのとき、一時、生徒数が減ってしまいました。
「何名になったら、学校を閉じるか」を話し合い、「3人になったらやめよう…」と決めたことがありました。
箕面こどもの森学園ができた場所は、田畑だったところを切り開いて土地にした場所で、まわりも宅地で何もなく、こどもの森学園の敷地にも、まだ、何も植えてなくて、区た人から、「砂漠」とか、「こどもの森という名前なのに、森がない」とか言われていました…
「こどもの森」という名前は、森の中とか、いわゆる森を指しているものではないのです…
大人も子どもも一人ひとりが一本の木であり、一本一本の木が集まって、学校という森を創るという意味で、付けた名前です。
数年前に、原生林のなかで、原生林の生態系から人間の組織のあり方について学ぶ研修があり、参加しました。
そこでも、一本一本の木が集まって、森を作っていたのですが、「根っこ」の話がすごく心に残っています。
木々たちは、根っこからいろんな情報を伝え合っていて、菌がそれを媒介し、「菌根ネットワーク」というものが、地下に張り巡らされていることが、わかってきているそうです。
栄養や病気などの情報をやりとりし、病気になった木があれば、それをみんなで助けようとすることさえあるそうです。
このネットワークが存在するのは、原生林だけで、人工林には存在しないのだそう…
箕面こどもの森学園も、この原生林のあり方に学ぶところが多いにあると思いますし、お互いがつながるというネットワークと、困っている人がいたら、みんなでフォローするというカタチをとっていきたいな~と思いますし、それをまちづくりにも広げていければな~と思います。
第6回 オンラインイベントの動画は、
こちら。
ぜひ、ご覧ください。