今年の長良川担い手研修、認定式が行われました。
2020年11月30日
11月27日に、世界農業遺産「清流長良川の鮎」流域の担い手研修2020年度の認定式が、岐阜県立森林文化アカデミーが行われました。
本研修は、2019年度に続いて実施され、7月31日に第1回の全体研修を行い、実地研修も含め、10月24日まで行われました。
当日は、最後の全体研修も実施され、流域の上流部にあり、白山信仰の登拝玄関口にあたる白山長滝神社の若宮多聞宮司に講話を頂き、歴史や文化の面から、お話を頂きました。また、研修で、「何を学び、今後に活かしていくか」のワークショップをワールドカフェ形式で行いました。
昨今、「エコシステム」という言葉が使用されます。これは、地域で経済が循環する仕組みのことを示しますが、長良川流域は、自然、文化、産業の面で、このエコシステムが根付いており、だからこそ、世界農業遺産に認定されています。今後も、このエコシステムが続くように働きかけをすることが求められます。
また、レッドデータブック作成のプロボノチームのメンバーも多数参加しており、この実体験を通して、編集に生かしてもらえればと思います。(籠原)