長良川流域文化を未来につなげるプロジェクト


エゴノキプロジェクトに参加してきました

2025年11月27日
事務局長の熊田です。11月15日に「エゴノキプロジェクト」に参加してきました。

「エゴノキプロジェクト」とは、和傘の骨と柄をつなぐ重要な「ろくろ」の原材料「エゴノキ」を確保するための活動です。2012年にエゴノキを収穫し、ろくろ職人に供給してくれていた方が亡くなったことを機に、みんなの力で和傘を守ろう!と発足しました。全国の和傘職人、森林文化アカデミーの先生や学生、林業家、和傘を支える人、愛用している人まで、和傘を取り巻く多様な人が美濃市の山に集まり、山仕事をします。イベントは年に1回の開催で、今年で第14回だそうです。

プロジェクト開始当時はエゴノキの収穫がメインでしたが、近年は鹿が芽を食べてしまうため獣害対策のネット設置や植樹なども行うようになりました。

私自身は、この活動を知りつつも、参加するのは初めて。携帯電話の電波も届かない場所と聞いていたので、どんなところかドキドキしながら行きました。うだつの上がる町並み周辺から、さらに車で30分ほどの場所です。
持ち場にわかれて切り出す作業
予想より多くのエゴノキを収穫
目印にピンクのテープをつけたエゴノキの苗
実行委員の挨拶と概要説明などがあり、午前はエゴノキの収穫、午後はエゴノキの苗の植樹と作業が進みます。私は昼休憩のきのこ汁づくり担当になったので、山仕事は午後からでした。事前に実行委員のみなさんが決めてくださった班ごとにわかれて持ち場へ。今年はお天気にも恵まれ、みんなで声を掛け合いながら笑顔で作業が進んでいました。

最後に参加者全員で自己紹介。全国に、和傘のために岐阜の山奥に集まってくださる方々がいらっしゃることを、本当にうれしく思いました。私が知っているだけでも東京、京都、鳥取、岡山と、本当に各地からお越しになられています。


ろくろの原材料確保は、エゴノキプロジェクトで乗り越えることができましたが、岐阜和傘全体にはまだまだ課題もあり、最後にクラファンのPRもさせていただきました。

のこり、あと9日。(10日を切りました!)
まだまだ目標達成に至っておらず、みなさんのご支援をお待ちしております。

和傘の灯を未来へ。日本初の和傘職人の学校「和傘塾」を始めたい!
https://camp-fire.jp/projects/883319/view

そして、最後になりましたが、エゴノキプロジェクト実行委員の皆さん
準備から当日運営まで、本当にありがとうございました。
(写真も実行委員提供のものをお借りしております)

エゴノキプロジェクトについてホームページもありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
昨年までの活動や当日に至るまでの準備についても活動報告があります。

エゴノキプロジェクトHP
http://egonoki-project.com/

支援者 59人

本プロジェクトは、ログインしてお気に入り追加や支援をすると、「活動報告」更新時に通知メールが届きます。
また、支援者による支援の申し込みが完了した時点で、凸と凹登録先が支援金の提供を受ける契約が成立するものとします。
なお、本プロジェクトは月額課金型になります。


300 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書

500 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書
(2) 長良川デパート商品(年1回)

1,000 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書
(2) 長良川流域の木地師・大村裕茂氏の「きのこまストラップ」(年1回)

2,000 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書
(2) 長良川デパートギフトセット(年1回)

10,000 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書
(2) 伝統工芸「水うちわ」大小1本づつ(家田紙工製/年1回)

20,000 円 /月

配送方法:郵送

(1) NPO法人ORGAN年次報告書
(2) 伝統工芸岐阜和傘(マルト藤沢商店製/年1回)