ソーシャルバンク・コミュニティ(SBC/※)事務局の木村真樹(
合同会社めぐる)です。
一昨日、弊社が運営する、JPBVソーシャルビジネス支援プログラム「WILL」2024@オンラインの「成果報告会」を開催しました。WILLは、日本における「価値を大切にする金融」の普及と実践を目的として2018年12月に設立された「
JPBV」に賛同する金融機関の役職員が、仕事で培ったスキルや経験等を生かして、ソーシャルビジネスを半年間応援するプログラムです。4年目の今年は、JPBV会員のあかぎ信用組合、九州労働金庫、栃木銀行の職員が半年間の伴走支援に挑戦しました。
https://jpbv-social.theblog.me/posts/55677888
以下は、報告会参加者へのアンケートでいただいた感想等の一部です。今年は140名以上の方から参加申し込みをいただきました。当日のレポートは
こちらをご覧ください。
◆いつも思いますが、社会課題の解決に向けて第一線でがんばっている方たちは、目に炎が宿り、さまざまな困難にも負けずがんばっていること。そこに地域金融機関は、地域の持続性を謳うのであれば、伴走支援すべきです。これからも組織にソーシャルの旗が立てられるように、微力ながらがんばります。
◆このようなさまざまな機関の方たちが伴走してソーシャルビジネス支援をしていることを初めて知りました。自身の活動にもつながる学びもあり、有意義な時間でした。支援者に対する丁寧な報告など、改めて大切さを感じることができました。ありがとうございました。
◆しっかりと目的が明確であり、事業内容がとてもわかりやすかったです。また、金融機関の方の提案も考えられており、チームとして機能していたのがよかったと思います。
このようなソーシャルビジネス支援を実践する機会はSBCでも大切だと考え、来年のWILLはSBCも共催し、SBC会員の職員のみなさんにも参加を呼びかける予定です。
以下、SBCの2024年11月マンスリーレポートをご紹介します。
※「ソーシャルバンク・コミュニティ(SBC)」とは
地域金融機関における「組織的(本部・営業店の役職員一人ひとりが)」「継続的(異動や世代交代があっても実践し続ける)」ソーシャルビジネス支援の定着に向けたプラットフォーム。ドイツ・オランダの教育研究機関「Institute for Social Banking」をモデルに、2024年9月に発足しました。
<パートナー会員>(敬称略・50音順/2024年12月19日現在)
コミュニティ・バンク京信、
西武信用金庫、
玉島信用金庫
<共同事務局>(敬称略・50音順)
ソーシャルセクターパートナーすくらむ 、合同会社めぐる 、
株式会社リトルパーク
●1:今月の動き
11月20日(水) に「SBC発足記念イベント」を開催しました。173名のみなさまから参加申し込みをいただきました。当日のレポートは下記URLをご覧ください。
https://deco-boco.jp/projects/view/69/report_view/1578
●3:会員・事務局の取り組み
◆西武信用金庫:地域・社会課題解決ビジネス応援融資「S-wish(スウィッシュ)」
⇒現在、ソーシャルビジネス事業者を応援する融資商品の第7回募集期間中です。
https://www.shinkin.co.jp/seibu/business/loan/s_wish.html
◆西武信用金庫:「寄付月間」特設ページ
⇒寄付月間の賛同企画で周知啓発を目的として、役員、本部長、支店長、暮らしの相談センター長が、寄付にまつわる取り組みやこれから行う寄付の取り組みをご紹介しています。
https://www.shinkin.co.jp/seibu/about/outline/region/giving_12/index.html